音楽的雑談

人工知能は危険?創造性まで奪われる?ディープラーニングは私より凄い?

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どうも。ゲーテちゃんです。

あなたは人口知能についてご存知でしょうか?

AIとか言われてるやつですね。ワタシのような30代後半の人間にはドラクエ4でおなじみじゃないでしょうか?

チームに対して、何種類かの命令を下す。「ガンガンいこうぜ」「いのちをだいじに」みたいなやつ。

その命令に呼応した働きを仲間が自動で行うんです・・があまりにも未熟なAIだったため、こちらの意図した動きをしてくれることはなかったですね(笑)ザラキの効かないモンスターにひたすらザラキを唱えまくるみたいな・・

そこを学習せえよ(笑)といった感じでしたね。

でも今のAIはそんなレベルじゃないんですね。

人工知能

ディープラーニングとは

近年注目されている人工知能研究の一つで、コンピューターが物事を理解するための新しい学習方法を指す。直訳では「深層学習」。人間の脳をモデルにしたニューラルネットワークと呼ばれる技術を基にしており、ニューラルネットワーク技術を何層にも重ねた構造を持つことによって、これまで実現できなかった抽象的なデータを認識できる点が、大きな特徴。

※コトバンク「知恵蔵」の解説より引用

今のAIが優れているのは、このディープラーニングという学習方法のおかげです。

要は過去の膨大なデータから自分で考えて最適解を導き出せるってことですよね。凄いっすよね。ドラクエ4で欲しかったのはまさにこの学習方法(笑)

何回かザラキを使って相手に効かないことが分かったら、別の呪文を唱える。そういう学習能力。

まさに人間の思考回路に近づいてるといった感じですね。

実際、囲碁や将棋の世界では人間側の敗北が目立ち始めています。囲碁の終局までの無数にある手順を全て覚えて、しかもそこから最適手を導き出せる人間なんていません。

・・今様々な分野のデータが大量に集められていますから、今までの思考方法ではいずれ人間の完全敗北です。

AIに奪われる仕事

各分野にまつわるありとあらゆるデータから、人間のように学習できるのだから当然今ある仕事もAIが出来るんじゃないですかね。

特に単純作業なんて。

コンビニのレジなんて、もはや人間である必要ないもんな・・やる気の感じられない学生バイトのいい加減な接客に腹立てるならAIの完璧な応対の方がいいかもしれませんよね。

ネットニュースの記事も、既にAIが書いた記事を採用しているところがあるくらいです。既に人間の書いた記事と見分けがつきませんよ、国語苦手な方の文章読む位ならAIの記事は、はるかに出来がよく読みやすい。

そんな状態だから、データ入力みたいな仕事も徐々になくなるでしょうね。だって正確なうえ早い。人間のミスある仕事なんかに金払うなら・・・そう考える経営者は多いでしょう。

創造的な仕事

じゃあ創造的な仕事。クリエイティブな分野ではどうなのか?

このブログは音楽ブログなので、やはり作曲が気になりますよね。

「jukedeck」

人工知能が自動的に作曲してくれるアプリがあるみたいですね。ジャンルや曲の雰囲気などを選択すると自動生成するようです。

実際出来上がった曲聴きましたけど・・・まあ無難な(笑)出来でした。まああれですよ。YouTubeなどに動画あげてBGM用途にフリー音源使いたい向きには気軽でいいんじゃないですか?

このブログ読むような音楽制作人間ならフリー素材使う人なんていなさそうだけど(笑)

下記記事に詳しく書いてありましたよ。気になる方はどうぞ。

※人工知能アプリjukedeckでフリーBGM作成!曲のクオリティは思ったより良い?

でも、自動でこれだけ作れるなら凄いですよ。

半端なミュージシャンでは生き残れませんね。これからさらにデータは集積され、そこから学習し、より高度な音楽が生成できるようになれば・・

AIの作った音楽に著作権、それを使う人間が金を払う。

ヤバいね(笑)人間って無能?

リストラはやだな・・と怯えるコンビニ店員さん。茜の空に何を想う?

じゃあどうやって対抗するの?

データの組み合わせでは勝てない

AIが凄いのはビッグデータをもとに、そこから答えを考えられるところ。

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つまり曲作りなら、過去の膨大な楽曲の中から良いものを組み合わせて新しいものを生み出すということ。

ということは、

よくこのブログ内で話題になる「オリジナル」というものの定義ですが

「既にあるものを自分の好きな形に作り替えたもの」

だとワタシは思ってます。

現存する楽曲は100%誰かの楽曲の影響を受けており、それらを自分好みに新たに再構築されています。

となるとAIがやっていることも、ほぼ同じですよね。過去のありとあらゆる音楽から、人間が良いと思う部分を基準に生成するようになっているんでしょうから。

これからAIがますます進歩すれば、人間が過去の焼き直しの楽曲を作るより遥かにいい曲が作れるでしょうね。

人間一人の聴いてきた音楽の量より、人工知能の過去の名曲データの方がはるかに膨大です。

データ量の勝負では勝てません。

記録より記憶が重要

データ(記録)で勝てないのならばどうしますか?

人工知能の膨大なデータに勝る部分は、果たして人間にあるのでしょうか?

あるよ。

それは記憶です。

あなたは音楽を聴くとき何を思い浮かべますか?

何も考えずひたすらリズムに身体を揺らす?歌詞をみて深く共感を覚える?

確かにそういう側面もありますね。

ワタシはこれらの他に、過去の情景が思い浮かぶことが多いです。例えば以前チップチューンの話題の記事を書いたんですが、チップチューンっていわゆるファミコンみたいな音の楽曲の事です。

全然人間味ないじゃないかって思うかもしれませんが、チップチューンの音を聴いていつも思い出すのは小学生の頃のこと。

友達の家の雰囲気、におい、家具の位置とか、窓から見える景色。夕食のごはんの炊き上がる蒸気の音までありありと思い出されます。

もう2度と出会うことのない景色。

こんな事、人工知能には絶対感じ取ることは出来ませんよね。作曲データに組み込まれても無意味過ぎますもんね。これは人工知能には表現できない分野ではなかろうか。

ノスタルジックな気分にさせるための旋律っていうのは作れても、作曲者自身が子どもの頃に感じた草むらの中のざわざわした雰囲気を再現した曲、は作れませんよね?

風の強い岬に立った時の感じを人工知能は表現できるのか?

勿論、人によって思い出すことは違います。同じ曲でも、楽しい想い出だったり嫌いなやつの事だったり・・・

様々でしょうね。

作曲者が子どもの頃見た夕日を表現した曲を作ったとしても、聴く人によっては合コンで振られたことを思い出すかもしれませんし(笑)

結局聴く人次第じゃん。AIの作る音楽でも過去の記憶が引っ張り出されることあるんじゃないかって思いますか。

やはり、そこは歌心じゃないですかね。自分の内側から外に向ける部分。

声に限らず、扱う楽器にも。

ワタシがデジタルのみじゃなく、必ず人間の手になる部分を入れるのはそこなんです。

MIDIでフレーズカッチリ作っても、それに合わせるギターはズレたり走ったり。コーラスだってズレたりミスったり。ダブルトラックだって完璧に合わせたことないですし。

人間って完璧な演奏より、少し間違った音の方が気になる生き物なんです(笑)

だから、あまり音作りで深く考えるのはやめにしようと思っています。

なぜなら、考え過ぎると記憶よりデータを求めてしまうから。

このコード使った方が、ノスタルジックになるとか、この音階を使えばエスニックな雰囲気になるとか。

そういう曲作りは、ハッキリ言って人工知能と同じじゃないですか。もともとは人間の脳に似せて作ったもんだから当然といえば当然ですが。

そうじゃなく、記憶。体が覚えている記憶。

それを音楽に乗せることが出来れば、同じ題材を扱っても人工知能には絶対生み出せないものが生まれるのではないでしょうかね。

あなたが曲を作ってるときに、ふと昔住んでいた家で漫画を読んでいる情景が浮かんだりしたら・・・

その曲は名曲になるかもしれません。

それではまた。

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