宅録

【デモテープ】デビッドボウイの名曲「流砂」本当に良いのはデモversion?

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What’s Up? オレゲーテちゃんです。

前回の記事で、デモ曲が正規曲を上回ることもある、そういう話がでました。で、その見本がありましたね。ワタシの中でこれは明らかにデモヴァージョンの方がいいよな・・・と思う曲が。

それはあのデビッドボウイの名曲でした。

名曲「流砂(Quicksand)」のデモヴァージョン

「流砂(Quicksand)」

この曲は彼の名盤と名高い「ハンキードリー」(1971)に収録されています。6曲目かな。現在出回っているCDにはこの曲のデモが入ってないんすね、ワタシの持っている90年代初頭に発売された盤にはボーナストラックとして収録されているんです。

この曲、名曲なんですがワタシ個人が思うに

デモヴァージョンの方がいいです。絶対

このデモヴァージョン、ハッキリ言って全然凝ったところ無いです。最初から最後までずっと同じ調子でアコギが鳴り響き(しかもアコギ2本重ねて録ってる感じで、音像もボワンボワンしてるし・・)ところどころ歌がダブルになり、ところどころのリヴァーブが深くなる。そんだけ。

大抵の人はこっちの方がいいなんて言わないでしょうね。だっていかにもデモって雰囲気だもん。

でもワタシはデモヴァージョンが圧倒的に優れていると思うわけです。それはなぜか・・・

歌がとにかくいいんです。すごい伝わるんです。

とにかくこの1点に尽きる。ボウイの中でもベスト歌唱の一つでしょう。この曲はデモヴァージョンばっかり聴いてしまうので、正ヴァージョンの印象が薄くなりつつあります。

正ヴァージョンはなんか歌が弱いんだよ、色々試してるのかなって思っちゃう。無駄にコチャコチャし過ぎというか蛇足?アレンジが耳につくんですよね・・もっとストレートでよかったんじゃないのって、歯がゆい気持ちになるんです。アコギの音もなんか繊細すぎて音薄い・・曲の世界観に合わせた結果なのか?分らんけどとにかく歌が伝わってこない。

グッと来ないのが正規ヴァージョン。グッとくるのがデモヴァージョン。

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アーアーって歌う部分なんか鳥肌モノです, Quicksand demo version で検索すればyoutubeで視聴可能ですね。是非一度は聴いてください。正ヴァージョンとの聴き比べをしてください。多分ワタシの言ってることがわかっていただけるのではないかと思います。

完成品を捨てる勇気

我々弱小宅録ミュージシャンがこの曲から学ぶとすれば、ただ一つ。

そのままでいい曲もあるってこと

まあ普通はデモヴァージョンを下敷きに発展させて完結に向かうのがセオリーですよ、音楽制作は。大抵はそれで良くなっていくもんじゃないですか。でも違う場合もあるんだよね、やっぱ。

誰だって時間かけて演奏したりアレンジしたり・・苦労して作ったヴァージョンを無駄にしたくないもんです。しかしそんな時、デモヴァージョンを聴きなおしてみて下さい。聴き比べてデモの方が良かったら、完成版こそお蔵入りにすべきです。どんな力作だろうと。

骨組みだけでいい曲ができたと誇ろうじゃありませんか。

そう思えば肚から納得できるんじゃないかと思います。

 

それではまた。

 

そういえば、youtube検索してたとき海外の人がアップしてた動画で、このデモヴァージョンに勝手に演奏を被せたものがありました。Quicksand “lost version”というタイトルで。タイトルは詐欺ってるけど(笑)結構好きですこの感じ。若干ベースラインに不満が残る箇所があるが、ワタシがやっても似たようなアレンジに仕立てるでしょう。参考になるんじゃない?いかにこのデモが優秀な素材か証明してくれた、と思って一人満足してました。

ついでに言うと、sealが1996年にやったライブでこの曲カバーしてました。こっちは正規ヴァージョンをほぼ完コピですが、これは良かった(笑)なんだ・・ようはボウイの正規ヴァージョンは、歌が弱いってだけなのか。

曲そのものはとってもいい曲です。必聴。

では次回も

乞うご期待。

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コメント

  1. トミー より:

    めっちゃわかります。
    まさかこんな記事書いてる方がいるなんて、感動です。

    ついでにLady Stardustもデモヴァージョンの方が好きです(笑)

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