宅録

デモテープが完成形!?あなたのその作品もう仕上がってるよ?気づけ!

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ハローゲーテちゃんです。

突然ですが、以下の妄想小話をお聞きください。

 

音楽作ってますか?「ええ。」

ほう、作ったんですね?「一応できました」

じゃあちょっと聴かせてください。「どうぞ」

どれどれ?

良いですね!あなたらしい作品に仕上がってると思います。「ありがとうございます、でも・・」

どうしたんですか?

「これはデモテープなんで、これを元にスタジオで仕上げようと思います。」

ええ?何でですか?もう充分にいいじゃないですか?

「でもこれは家で作ったやつだし、使ってる音源も付属のサンプルそのまま使ってるし、音圧しょぼいし・・」

 

・・この話どう思いますか?

既にデモテープで完成されているあなたの音楽。

それを家で作ったからといって未完成とみなし、スタジオという音楽制作環境の整った場所で作り直し、使用されている音源もデフォルトだからダメという理由で差し替え、メジャー作品に見劣りするから音圧を上げなければならない。

なるほど。向上心の塊だね!

って思いますか?・・

ワタシはそう思いませんよ。以下にその理由を書き連ねていきます。

そもそもメジャー作品みたいな音にする必要性は?

音圧が低いと確かにしょぼいですけど、そんなに音圧って上げる必要あるんですか?

初見では確かに見劣りするのは事実です。どうしても音量のでかいものは良い音に聴こえるんですよ。ワタシも一時期ですが音圧の必要性を感じて、可能な限り突っ込んだミックスにするよう心掛けてきました。

でも、うるさい(笑)ハッキリ言って。

ロックみたいな音楽は音圧が命ってのはうなずける話です。でもそれは演奏や音の重ね方で作っていくものであって、マキシマイザーのようなプラグインで楽に底上げするもんじゃないです。(使ってるけど(笑)最小限です)

メジャー作品のような音に憧れるより、自分の音楽に合った音を考えるべき。

音源がプリセットで何が悪い?

★付属のMIDIパターンをそのまま使う。

★DAW付属の音源を大したいじりもせずに使用する。

★EQのプリセットをそのまま使う。

これは工夫が無いということでしょうか?

別に構いやしないでしょう?それでいい音楽になってるんだから。ワタシはMIDIパターンはそのまま使ったりしますよ?自分で組むよりいい場合もありますしね。

ソフトシンセだってパラメーターはプリセットを使用すること数知れず。中途半端な知識で意図しない音をオリジナルという言葉でごまかして使うよりましじゃないですか?プリセットで設定されているパラメーターは、プロフェッショナルが設定してますので、逆に使える音が多いと思います。

EQに関しても同じ。プリセットは優秀です、使わない手はないです。

パラメーターをいじくる=オリジナルな音とは限りません。

変なこだわりは捨てましょう。時間の無駄になる可能性大。

家で作ったものは売り物にならない?

そんなわけないですよね。

良い音楽は良いスタジオから生み出されるなんて、幻想です。むしろ同じ曲をやり直すなんてなんの意味があるのか?(かといって商業スタジオが意味ないってことではないですよ。)

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手作り感のある音楽で良いじゃないですか?

あなたしか作れない音がそこにあるんです。スタジオで録った音に差し替えたところで、果たして良くなるんでしょうか?最初に録った音の魅力って強いんですよ、思ってる以上に。スタジオで再現しようとしてもほぼ無理です。多分別物になるでしょう。

デモテープが既に完成品としてそこにある。気づいてください。

録音ってもんは瞬間を切り取る作業だ。やり直したり、時間をかけてパラメーターいじくってもいい音になるとは限らないんだぜ?

Pete Townshend の Scoop

ワタシが大好きなThe Whoの中心人物、ピートのデモ音源をまとめた「Scoop」というアルバム。まさにデモをデモのままアルバムにして発表したものです。

ごく初期のモノから、ソロ活動のものまで。いかにもデモですが、良い曲がたくさんありますよ。

これを聴いてると音質にこだわる気が失せてきます(笑)ああ、別に音悪くても関係ないわって。だって耳をひく音楽ってデモだろうがスタジオ録音だろうが関係ないですもん。

だから宅録部屋の環境を整えるなんて作業は、ほぼ無意味なんですよね・・

作業しやすい環境があるに越したことはないですけど、それを手に入れるのに手間取るなら、理想通りに作れないなら、むしろ要らないんです。あなたの人生にそんな暇はないですよ。

The Whoの「Tommy」のデモが発表されたりしてましたけど。ピートが一人で「Amazing journey」を歌ってる音源・・改めてこの曲の良さを再確認しました。やっぱデモって曲の骨格を浮き彫りにしますよね。

是非、聴いてみてはいかがですか?

結局デモテープのままで良いでしょ

そういうことです。

別に問題無いです。デモテープが完成品なんです。

多分デモテープっていうから悪いんでしょうね。これがワタシの作品ですって言いきればいいんです。

★マキシマイザーは程々に、演奏で厚みをだそう。

★いい音で録ったから良い音楽とは限らない。

★シンセ音源やMIDIパターンをいじらずそのまま使ったってOK。

★自分の得意じゃないこと(EQの設定とか)は素直にプリセットを使う。

★デモテープで既に完結してるなら、それは完成品。

初心者の方は特にメジャー作品と比べたがる傾向にあるようです。

比較して得た知識を自作に投影しても、真のオリジナルとはいえないのではないか。

あの曲より音圧が低い。

あの曲より音が悪い。

あの曲よりシンセの個性が足りない。

あの曲より・・あの曲より・・・

比べて不足を補っても、比較した曲のような音像が出来上がるだけじゃないですか?

オリジナルな曲を作りたいのなら、人と同じことしていてもダメじゃないですかね。

ちょっとソッポ向いてみたらどうです?

みんなの言ってることと違うことしてみたらいいんじゃないですか?

勿論この記事も鵜呑みにする必要はないですよ。

「それもいいけど、こんなやり方でやってみる」

こんな姿勢でいきましょうぜ。反骨精神です。我が道を行く。勿論、他人の考えも尊重しながら。

そんじゃまた!

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