音楽的雑談

【ビーチボーイズ】サーフィンUSAよりあなたが聴くべき3つの曲

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サーフィン!

2017年現在、最も海の似合わない男にノミネートされた(嘘)ゲーテちゃんです。

さて、あなたはThe Beach Boysをご存知でしょうか?

反町隆史のドラマではなく、アメリカの大御所バンドの方です。

夏といえば、ビーチボーイズ!彼らの、底抜けに明るい楽曲。素晴らしいハーモニーにロックンロールバンドの演奏。夏と海と車と女の子たち・・・

カリフォルニアのカラッとした明るい空気感(体験したことないけど)をいやでも感じさせてくれます(笑)戦争前の無邪気な楽しい雰囲気が彼らの曲にはありますよね。

特に代表曲「サーフィンUSA」は有名です。

チャックベリーを下敷きに、ジャズコーラスのようなものを乗っけて、サーフィンを歌う。

とんでもない斬新な発想ですよね。自分たちの好きなものをごちゃまぜにブレンドして解き放った曲。素直に自分たちのやりたいことをやった結果が、1963年全米3位という実績に現れています。

曲作りの姿勢としては、確かな見本です。

が、ビーチボーイズには「サーフィンUSA」以外に聴くべき曲があるのです。

あなたが宅録ミュージシャンならば、必聴と呼べる曲たちが・・

あなたが聴くべき3曲

We’ll Run Away

この曲はど名曲だ!

名盤「All Summer Long」に収録されております、名バラードです。宅録家としてワタシがこの曲を愛してやまない理由があります。それは・・

名曲なのに録音が雑。

聴いてもらったら分かるんですけど。まあこの曲に限らず、ビーチボーイズの曲にはあちこち雑音や話し声が聞こえます。聞くところによると、ブライアンウィルソンはわざと雑音を残したりするそうですから・・

なんか宅録みたいで良いじゃん。って思ってしまうんですよね。

この曲に関して言えば、なんかいろいろ雑。オルガンも何か雑(笑)雑っていうかチープ。もっときれいに録れただろって突っ込みたくなる感じです。世間的にあまり知名度の高くない曲なんですが、名曲度合から計れば「Girls On The Beach」ぐらいの名曲だと思ってます。

ブライアンのファルセット(ところどころ雑)、演奏(これもなにか未完成な印象がある)、鉄壁のコーラス(と思いきやところどころ雑)どれをとっても名曲要素充分。

でも、なんか詰めの甘いところが最高にいいんです。

これ、もっときっちり作ってたら本気の名曲になったんじゃ・・・なんて所詮妄想です。この曲はこうなるべくして生まれたのです。次に紹介する曲にはそれを裏付ける事実があります。

Keep An Eye On Summer

1964年の「SHUT DOWN Vol.2」に収録されています、またもや名バラードです。

そして、雑(笑)

忙しかったんでしょうか?いやあなんか雑なんですよこれも、御多分に漏れず。「Surfer Girl」系の曲なんですが、アレンジがどこか詰め切れていない。ちゃんと練習する暇なかったのか。

作者であるブライアン本人も気にしていたのか、1998年のソロ作「Your Imagination」で再録しております。原曲キーでは無理だったのか、キーを下げて歌っていますね。とてもきれいな録音。よどみないアレンジ。AOR的なアレンジって誰かが言ってたような・・うむ・・いい曲ではある。

でもやっぱり、雑なままの方が名曲。

是非、あなたにも聴き比べていただき、バンド版とソロ版の違いを確認してほしいです。そして、名曲は音質やきれいな録音やカッチリしたアレンジに左右されない何かがあることを肌で感じていただきたい。

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海はいいよな・・宅録家は家が仕事場だしね。海で宅録したい。海辺の町に引っ越して宅録するのがベストか?

そして最後の曲。

In the Back Of My Mind(Demo)

原曲は1965年の名盤「The Beach Boys Today!」収録、デニスウィルソン歌唱による名バラードです。しかし今回紹介するのは、ビーチボーイズのほうではなく、ブライアンが1975年に録音したデモです。

ブライアンがすっかり世捨て人みたいになっていた時期のデモですね、時代から察するに。

スマイルという魂を込めた作品作りがとん挫し、レコード会社から裏切られ、酒その他もろもろに溺れ、精神が参っていた暗黒時代。

ここで聴かれるデモは、おそらくは彼本人がピアノを弾き、歌っている何とも言えないバージョンです。酒で焼けてしまった喉からくるガラガラ声。あの突き抜けるようなファルセットは一体どこへ・・裏声自体は出るようですが、あのボーイソプラノのような澄んだ声ではなくなっている。

ですが、これは完璧な名曲に生まれ変わりました。

デニスが歌うこの曲は魅力的でしたが、ブライアンのは桁が違う。

酒で変調してしまった声も、侘しい精神状態もとにかくプラスに働いている。なんて切ない曲なんだろう。これをそのままリリースすれば、ポールマッカートニーのピアノ弾き語りに余裕で勝てたんじゃないのか・・と思ってしまいます。

やはり、この男天才です。デメリットさえ音楽においてはプラスに変換されるなんて。

しかも、こんな装飾なしのデモテープ。音質がいいわけじゃない。ところどころミスってる。

でも名曲。

名曲は録音環境には左右されない。

ワタシはこの曲を聴いて、その思いを強くしました。

※ちなみにこの曲、ブライアンのソロ「No pier pressure」のCDにしか収録されておりません。(配信なし)でもYouTubeなら聴けます。海外の方?がアップしてるようです。

まとめ

★ビーチボーイズの曲は録音が雑。でも名曲。

★未完成でも名曲。

どうですか。上記3曲は、普通に海で聴いてもいい感じしますけどね。まあ真昼間より、夕方がベストなんじゃないかと思いますが。

サーフィンUSAもペットサウンズもいいですが、これらの曲から学べるものは大きいですよ。ワタシはこの3曲には心を鷲掴みにされましたからね・・

是非あなたの曲も、この3曲のように、雑だけど(別にむりやり雑である必要はないが)輝きをもったものにしましょう!

それではまた。

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